失敗させてはいけないの?
失敗させてはいけないの?
こんにちは!
今日は発達が気になる子に失敗体験はNGか?というテーマです!
というか、子育て全般に当てはまるのではないかと思うので、ぜひ最後までご覧ください♪
発達が気になる子に必要なこと
はじめに、発達が気になる子が直面しやすい現状について。
発達が気になる子は「落ち着きがない」とか「注意散漫」などの特性によって失敗しやすいということがあります。
また、その失敗から注意されたり叱られたりすることも多くなりやすい。
その積み重ねは「自分なんかだめだ」と自己肯定感が低くなってしまうことにつながります。
自己肯定感が低いと、自分のことも他人のことも信じられなくなってきて
新しいことや苦手だなと感じていること、元々できていたことにまで自身がなくなって
挑戦することへの意欲が低下してしまうという負の連鎖に繋がってしまうのです。
そのため、療育などの支援の中では、「成功体験を積み重ねましょう!」ということが言われています。
ですが、それって「失敗させてはいけないの?」という疑問。
今日はそれについて考えていきます!
発達が気になる子、失敗させてはいけないの?
結論からいうと、失敗させてはいけない。ということではありません!
つまり、負の連鎖になるような失敗体験の積み重ねは回避しましょう!ということです。
「人は失敗から学ぶ」といいますが、
それは失敗を糧にして、立ち向かう力があり、
失敗した自分も認め、自分なら大丈夫!と思えるからこそ。
そう思えるためには、特に幼児期に自己肯定感をしっかり育むことが大切だと感じています。
失敗を成功のもとにするポイント
では、失敗から立ち直る力を得るためのポイントはなにか?
これには身近な大人のかかわりが大きく関係します。
失敗しても叱られない
失敗しても嫌われない
つまり失敗しても大丈夫!
と思えることが大切です。
例えば、おちゃを汲もうとしてこぼしちゃった。
「自分でお茶を入れようとしたんだね!」
「こぼれちゃったけど、拭けば大丈夫!自分でやってみようか!」
「きれいに拭けたね!」
あれ?失敗したけど、最後はなんか成功した感じ?
このような経験の積み重ねから、自己肯定感が育まれ、失敗しても次の手を考えられるようになり、苦手なことにも挑戦できる子に成長します!
結論
最後に、今日のまとめです。
失敗が成功のもとになるには、ありのままでいいんだ!という気持ちを育むことが大切!
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!