ママもできる!子どもの行動分析

ママもできる!子どもの行動分析

ママもできる!子どもの行動分析

こんにちは♪

今日は、お子さんの困った行動について。

困った行動というから、大人はその行動に困っている。

なんとかその行動をやめさせたい。

やめさせたいから

「やめなさい!」「どうしてそんなことするの!」

と注意をする。

でも、その言葉どおり、どうしてそんなことするのでしょうね?

今日はこのポイントでまとめてみたいと思います

  • ママもできる行動分析の方法とは?
  • 考える困った行動の要因
  • 考える要因への対応
  • ママもできる子どもの行動分析のまとめ

ママもできる行動分析の方法とは?

それはズバリ

観察です!

困った行動をとる、その時の子どもの状況を想像したことはありますか?

どうしてその行動をするんだろう?

その行動をしたあと、この子はどうするんだろう?

その行動の観察こそが、困った行動を改善するための解決策です!

考えられる困った行動の要因

今日は、物を倒すという行動について考えてみたいと思います。

では、物を倒すという行動の要因として考えられることは何でしょうか?

①その物がとても気になる!

触っていはいけないと言われるこの「物」がとても魅力的に感じる。

気になる存在で無視できない。

見るだけじゃなくて、触って、確かめたい!

②動線の妨げになっている

その物自体にはさほど興味はない。

だけど、この奥にある、あの本はなんだろう?

ぼくはこの隅っこに入りたいんだけど、どうしてもこれが引っかかっちゃうんだ。

③これを倒せばママがかまってくれる!

別にこれで遊びたいわけじゃないんだけど、

ママはいつも忙しいし、遊んでもらえない。

上手に伝えられない。

でも、これを倒せばママは台所からぼくのところに来てくれる!

など、一つの「物を倒す」という行動をとっても、その行動の要因は複数考えられるということです。

考えられる要因への対応

では、それぞれの要因に対して、どのような対応が考えられるでしょうか?

①その物がとても気になる!

この場合、その物がある限り、お子さんの探究心は止められません。

触ってほしくないのであれば、お子さんの目に触れない場所へ移動させることをおすすめします。

②動線の妨げになっている

この場合には、物の配置で解決することができるかもしれません。

その奥にあるものが気になるのであれば、物の配置を入れ替える。

隅っこが好きで、などの場合には、別の場所にお子さんの基地を作ってあげる。

などが考えられます。

③これを倒せばママがかまってくれる!

これはマイナスの行動で、ママの反応を求めているので、

物を倒すという行為に対して反応しないことが大切です。

物を倒してもママは来ないということをインプットします。

ですが、注意喚起の背景には、寂しいと伝えたいということがあります。

なので、お子さんとゆっくりお話したり遊ぶ時間を作るように

意識することが大切です。

ママでもできる子どもの行動分析のまとめ

困った行動自体に着目するのではなく、

その行動の前後関係に着目しましょう。

そのためには、お子さんの行動をしっかり観察することが大切です。

心理学的アプローチでは応用行動分析というものもありますが、

心理学を学んでいなくても

今回のように、要因を観察することで

解決策が見出され、お子さんを注意しなくてもその行動を改善することができるかもしれません。

叱り、叱られることは互いにストレスとなります。

叱られることでの学習は効果的ではありません。

叱るだけでなく、

その子の気持ちに寄り添うこと。

その子の目線で考えること。

望ましい行動も伝えること。

これが、困った行動への効果的な手段です。

ぜひ、困った行動が繰り返される場合は

叱る前に、ぐっとこらえて

その子の行動を観察してみてくださいね♪

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