障害か個人差か個性か
障害か個人差か個性か
こんにちは!
今日は「障害か個人差か個性か」というテーマにしてみました。
障害か個人差か個性か
さて、どうして今日このテーマにしたかというと
最近ママ友や、同じくらいの年の子がいる方とお話する機会が多くて
その中で、共通するモヤモヤを抱えている方が多かったので、それを書いてみたいなと思ったんです。
ママが抱えるモヤモヤ
では、そのモヤモヤは何かというと。
「定型発達」の縛りがキツイ!ということ。
つまり、この月齢ではこんなことができるようになる。という教本通りに、タイミング良く、成長することが強く求められているように感じます。
ですが、成長って個人差が大きいとも言いますよね?
子どもそれぞれの個性があっていい!って言いますよね?
なんなら、今子どもや教育の多様性が認めらる時代だって言いますよね?
じゃ、障害と「個人差」「個性」ってどこから変わるの?
ということが最近頭でぐるぐるしているので、障害児支援にかかわってきた私なりに、考えてみたいと思います。
個人差
では、個人差について考えてみます。
成長における個人差って、幼児さんに当てはまることが多いなと感じます。
乳幼児期は発達のスピードがはやい。
寝るだけだった→寝返り→はいはい→歩く
というだけのことを1年で習得して見せるわけですよね。
だから、成長スピードに大きな差が生まれやすいと感じています。
個性
次に個性について考えてみます。
個性のイメージって、体の成長・発達よりも性格・内面的なことを指す。
つまり学童になり、自我の確立がなされていく、他者とのかかわりで影響を受ける時期に当てはまるように思います。
明るい子がいれば、おとなしい子もいて。そういう内面的な差を個性と呼ぶように思うんです。
障害 〜障害か個人差か個性か〜
では、その「個人差」「個性」が障害になるってどんな時やどんな場合なんでしょうか?
私が考えるその要因は「困り感」だと思います。
「困り感」を感じるのは
例えば本人。自分の不注意さや衝動性が生活に支障をきたす。対人面の苦手さが苦しい。生きづらい。と感じる場合
だけど、「困り感」を感じるのは本人ばかりとは限りません。
例えば親も育てづらくて、精神的にきつくなってくる。ということも考えられます。
さらに、環境も大きく影響します。
周りがちょっと人と違う側面を理解してくれる環境か
誰にでも苦手なことくらいあるよ。ってサポートしてくれる環境か
それが整っていれば、障害にはならずに、環境に適応しながら、自分のちょっと人と違う強い個性もうまく付き合っていけるかもしれない。
でもその環境が変わってしまったら、障害になってしまうかもしれない。
というように考えました。
ママたちのモヤモヤに
最後に、こういうモヤモヤを抱えたママがまわりにたくさんいて、
定型にハマらない子どもやその親が生きづらさを感じてしまったら、それこそその環境こそが障害になると思うんです。
だから、今ママたちに必要なのは、目の前の子どもの成長を一緒に見守ってくれる。寄り添いながらアドバイスをくれる。そんな存在。
私も当事者ですが、そんな存在になりたいと、そう思いました。