発達障害児が増える理由
発達障害児が増える理由
こんにちは!
今日は「発達障害児が増える理由」というテーマにしました。
社会の実態と、親の気持ち、2つの観点から書いてみようと思います。
ぜひ、最後までご覧ください♪
東洋経済オンラインを見て
はじめに、この記事を書こうと思ったのは、東洋経済オンラインの記事を読んだからです。
発達障害と教育現場の実態が書かれていて、発達障害と見られる子どもだけでなく、先生もまた苦労されていることがわかります。
ただ、私は教員の仕事をさせていただいていますが、小学校や特別支援学校の教員ではないので、知らないことが多いというのが実際のところです。
皆さんもよかったら見てみてくださ♪
発達障害児が増える理由〜社会の実態から〜
では、発達障害が増えているのはなぜか?というと、
やはり、「発達障害」の認知が広まってきたということでしょう。
教育現場では、「障害」と「健常」の間の「手がかかる子」のフォローのために調査を行いました。
それだけが原因ではありませんが、その過程の中で「手がかかる子」の認知が「発達障害の疑い」に変わってきた。ということがあるようです。
教育や福祉で謳われているもの
次に、このような実態がある一方で「インクルーシブ教育」ということも謳われています。
これは簡単に言うと、障害がある・なしにかかわらず、区別しない教育ということです。
ですが、文部科学省の調査からは、児童数の減少の中で
特別支援学級・特別支援学校の児童数は増えているという実態もあります。
教育現場では通級支援というものもあり、普通級と支援級を行き来しながら学習するというシステムもあります。
しかし、これらのシステムはインクルーシブには該当しません。むしろ、分離教育と言えます。
では、この分離教育、良くないことでしょうか?
学習の選択
そして今は「多様性」が認められるようになってきました。
障害の有無にかかわらず、それぞれの学習方法を尊重できるようなシステムづくりが始まっています。
特別支援学級などは「その子に寄り添った教育」であり、効果は大きいと感じます。
ですが、同年代の子と地域の中で、それぞれを尊重しながら生活するということも同じくらいに尊重されるべきだと思います。
発達障害児が増える理由〜親の気持ち〜
最後に私の思いと大切にしたいことについて。
私の息子は発達がゆっくりです。保育園に通っていますが、みんなと同じようにできないこともあります。
教育や福祉の中では、子どもたちがその子らしく学び、成長していくために、早いうちから環境を整えることが大切だということから「早期発見・早期療育」が大切にされています。
そのため、健診から療育へとつながるケースも多くあります。
ただ、個人差の大きい幼児期においては、「発達障害」のレッテル貼りのように感じるというのも実際のところです。
ですが、そんな親の気持ちを理解した上で大切にしなければいけないこと。
それは「その子がその子らしく成長し、学ぶことができる」ということ。
つまり「発達障害かどうか」にばかりとらわれてはいけないということ。
わかっている。けどそううまくはいきません。
だから少しずつ、今目の前の子どもに何が最善なのか。それを考えてこの先の環境を選択していこうと思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!
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