甘えと甘やかしの違い
甘えと甘やかしの違い
こんにちは♪
今日は「甘えと甘やかしの違い」というテーマにしました!
わかるような、わからないような?今一度自分の育児と照らし合わせて考えてみよう!
甘えと甘やかしの違い
はじめに、なんでこのテーマを設定したかというと。
支援に携わっていたとき、子どもに熱心なあまりに「甘やかしちゃいけない!」とベクトルを間違えたり
子どもの特性を甘えているんだと捉えて厳しく接することでなんとかしようとしている
ようなケースを見てきました。
これは、発達の特徴を捉えられていないから、対応を間違えていたケースだけど
定型発達の子の育児の中でも、こういうことってあるよな〜と思って。
では、それぞれの違いについて考えてみます。
甘やかし
例えば、自分でできるけどやってほしい。思いを叶えてほしい。こういうのが甘えだと思うんです。
「チャックやって!(できるけど)」みたいな!
それに対して、例えば「いいよ!一緒にやろう!」とか「最後はお願いね」とか思いを叶えながらも、子どもも参加できるのが甘えを受け止めるということ。
一方で「いいよ!」と全部やってしまうのは甘やかしだと思うんです。
この違いは、できることも大人が先回りしてやってしまうということ。本人の成長の機会を奪ってしまうということ。
さらにこういう甘やかしの場面が起こりやすいのは、時間がかかってしまうから。とか、癇癪になったら大変とか、大人都合なことが多い。
つまり、子どものためのようで、自分のためにやってあげてしまっている。
面倒だから、大人がやってしまうんだけど、それって結局ずーっと手伝ってあげることになる。
本末転倒だよね〜
甘えを受け止めるということ
先述したように、子どもの思いを受け止めながらも、参加してもらう。
これが上手な甘えの受け止め方だと思うんです。
そして、これの良いところは、受け止めてもらったことで、信頼感が深まるし
情緒が安定する。
しかも、手伝ったとしても、最後は「できたね!」で終わることができるから成功体験になって
自己肯定感も育つ。
自己肯定感が高い子は、前向きに挑戦する力があるから、自立も早い。
結果、甘やかしているよりも手がかからなくなるのが早い!
甘えるということはメリットばっかり。
甘えと甘やかしの違いを捉えて
ということで、定型だろうが発達が気になる子であろうが、たくさん甘えて育ってほしい!
受け止めてあげてほしい!
でも、特に発達が気になる子にとっては、その子の成長のペースが理解されずに叱られることが多かったり
失敗体験が積み重なりやすかったり
お手伝いしすぎてしまうことが起こりやすい。
その子を思って。の行動なんだけど、ちょっと俯瞰してみたときに
自分の声かけや行動が、今のこの子の姿に合っているかな?って考えてみるのが大切ですね。
最後に、今日はハグの日なんだって!
ハグってさ、子どもだけじゃなくて、自分も幸せパワーもらえるよね!
ハグは甘えを受け止める方法でもあるし、今日はぜひお子さんとハグしてみてね♪