試してみて!こどものダラダラに困ったら?
スペースを決めることで行動にメリハリをつけよう
おはようございます!私の住んでいる北海道は緊急事態宣言の延長。
自主休園も可能な限り続けております。
さすがに息子も家に飽きてきているようで、グズグズポイントが浅くなってきたように思います。
さて、今日はお子さんとの生活、活動の中での環境設定について書いてみようかと思います。
ごはん中座っていられない、ダラダラとテレビを見てしまう、メリハリがない。そんな悩みをもっているお母さんが結構います。
療育の現場においてもそうです。活動中におもちゃが気になってしまって集中できない。視線が向かない。集中力が短い。など。
そんなときに、お子さんの能力のせいにしてしまうこともしばしば。
もちろん特性としてそのようになりやすいお子さんもいます。ですが、環境を整えてあげることで解決することもあります。
たとえば、遊ぶ場所や食べる場所、寝る場所が全て同じ空間に存在している。
間取り上、仕方ないこともありますが、可能な限り、遊ぶのはこのスペース、
食べるのはテーブル。寝るのはお布団。とスペースをしっかり決めて過ごすことで生活のメリハリがついてきます。
こどもにとっても、次の行動やお母さんの求めている行動が理解しやすくなるのです。
テレビもそうです。お子さんがおもちゃで集中できそうな時間はテレビを切ってあげましょう。
遊びに集中できるように、無駄な音をシャットアウト。一人遊びに集中させてあげたり、数分でもいいのでコミュニケーションの時間にしましょう。
そして、飽きてきたら「テレビの時間にしようか」とつけてあげると良いでしょう。
それもダラダラとかけ流さず、ある程度の時間、お子さんが見ていた番組が終わるタイミングなどで、「さあ、おしまい」「次は〇〇しよう」と声をかけてあげることで、次の行動の見通しをたてます。
目的が見えてくれば、テレビに固執するきっかけも減ってきますからね。
大人にとっても、場面や行動ごとにメリハリがあれば、ダラダラと遊びに付き合ったり、こども番組ばかりになったり、常に遊びに付き合っているような、ずーっとぐずられているような、そんなストレスも減るかもしれません。
お家の間取りと相談しながら、実践できることがあればぜひやってみてくださいね♪